子供

一年で快晴の日は20日位しかないと聞いたことがあります。
ここの所雲のない快晴続きでお天道様飛ばし過ぎじゃ?と思ってしまいます、が
天気が良いと仕事も気持ち良く出来てありがたいです。

本当に綺麗な青い空、山頂の雪の見事なこと、、、、凄さにやられて口を開けたまま
棒立ちスタートな日々です。

facebookにもあげましたが、先日念願叶い東北は南相馬にりんごを手渡しの旅に行ってきました。
お客さんでもある友達がある日、りんごは原発で騒がれるセシウムの半減に役立つと
面白い話をしてくれたのがきっかけで、ついに自分達に出来ることがあったと動き始めました。
ただ物資を送って溢れさせるのも問題、どこかに任せて本当に必要な人に行き届いているのかも疑問、
色々考えて動けず、復興を間接的にしか支援出来ずにもやもやしていて
震災の日から自分達だからこそ出来ることを探して、やっと行動出来ることに巡り合いました。

数あるりんごをどうしようかと考え、未来である子供に食べてもらいたいと思いました。
南相馬役場に相談し、自分達の目的に合う小学校が5校あることを教えてもらい、それぞれの学校に
相談したところ快く受け入れてもらいました。

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突然の訪問を快く受け入れていただいて本当に感謝。

生徒とふれあう時間も作っていただいたり、話をする時間を作っていただいたりと
本当に大切な時間になりました。
現地で大きな問題に巻き込まれ、強く生きている方達。
ましてや元気に生きている子供達の姿を見て元気をもらったのと共に
本当に色々感じました。

先生方々ともゆっくり話をさせてもらう中で、明るく振る舞っていただいた先生の
涙をこらえる姿が一番印象に残っています。
何も言えない位胸を締め付けられ、言葉では無い物を感じ、到底経験出来ないことがあったと察しました。
とても一生懸命で気持ちのいい方達とふれあい、気持ちがかなりすっきりし
来年の目標も定まり外に出ると、快晴。
もう足腰しっかりしているおばあさまをおぶって信号でも渡りたいぐらいいい日でした。

各小学校の皆様本当にありがとうございました。

その足で震災の後を見ることも今回の目的、そこで
海沿いを北上し見て回りました。

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自分も農業者、現地の畑が気になりました。
米を育てていただろう所は塩害か手がつけられていない所も多く
ただ、だだっ広い土地が広がる所もありました。
やっぱりここでも思うことはたくさん。
家の跡地や骨組みを残した所もたくさん見てきましたが、
それより復興が進み前進している姿に色々もらった旅でした。

先生の一人に言われた言葉ですが、『まだ被災地を思ってこうして行動してくれる人がいてありがたい』
と言われまだまだ応援を必要としているし、まだまだ応援出来ると思いました。
もちろんお金や物だけではなく!

原発で色々議論されて一人一人がメディアのように発信していたけど、生活は徐々に普通に戻って
発信していた人達も本物が訴え続け、忘れた訳じゃないけど話題にすら出ない。
2年経っても自分の家で暮らせない人達はたくさんいるし、
心の隅にでもしっかり残して忘れちゃいけない大事件だと改めて感じました。