八月も終わり陽気も秋へと本格的に変わってきました。
ついこの前まで早く雪が降らないかなと、日の長さを感じていましたが
こうなると一年の早さをひしひし感じずにはいられません。

この夏の出来事ですが、扇屋農園に新しい仲間が増えました!
我が家にとっては家族になるのですが、
鶏です。

扇屋では循環をキーワードにしているのですが、どうしても足りない部分として
動物がありました。
果樹園では単一植物になりがちで、草を残し小動物や微生物にとっていい環境作った
としても、その草を糧として生きる物がいなければバトンタッチも流れは悪いと
考えていました。
日本の自然の様に鹿や猪が増え続ける原因として、それを捕食する日本狼の絶滅
などがあるかと思いますが、畑における草も同じように思います。
草を食べる物がいません。

農薬を使えばもちろん畑内で動物を放すこともかないませんが、
無農薬の畑から鶏の力をかりることにしました。

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鶏ってものすごく優秀ですね。
毎日観察していると畑の中を歩き回り、僕らが害虫と呼ぶ虫や色んな虫を食べてくれます。
熊手よりも強力なその足で土をかき回し土を耕してくれます。
自分達の食べ残しは鶏の餌になり生ゴミも減りました。
これが一番気に入っていますが、色々な物を種まで食べどこかで糞をしたりで
知らない間に種を落とし、土地の一角が野菜畑になっています。
鶏がいじった土からは、人間がいじったよりも早く、健康的に植物が
生えてきます。無くてはならない存在なんですね。
あと卵も!
箸で掴めるんです!

唯一難点とすれば、すばらしい鳴き声。
朝も早よからすばらしい。
しかしそこは人間のすばらしい機能、慣れと楽しむ気持ちで克服です。

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子供の様に何にでも興味を示す彼らに会いに来てください。
 

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