五月も後半、暖気と寒気が日本上空でせめぎあうこの季節、
山に囲まれた長野では山の上空では分厚い積乱雲のような雲
がモコモコ。
そして雷を伴う雨が短時間で通り過ぎて行きます。
そんな雲が通った後は標高が高い塩見岳付近でこの季節でも降雪。
僕らの住む標高ではカエルも鳴き、果樹は実を付るし辺り一面緑。
空は青、見応えある季節です。
今回は撮りためた芽吹きの季節をアップして行きたいと思います。
自分がつぼみフェチなこともあり、そこから出てくる芽がどんな物か
楽しみな所でもあります。
寒さを生き抜く固い殻を破りようやく緑が見えだしたのが4月10日。
そこから一日単位でみるみる伸びていきます。
花を抱えたもは大きく、葉の芽は小さく、それぞれ役割を持って
出てきます。
一年を通して自然の中で一つの物を作っていることを思い返すと
冬に固く閉ざした芽から緑の葉や芽が飛び出し、花が咲いて実がなり、
大きくなって収穫、落葉しまた春へ。
改めて季節を多いに感じることの出来る環境にいることを幸せに思います。
これが物を作る情熱の一つでもあります。
一年、それを作る毎日を大切にしなければ。