もう7月に入ろうという長野の下伊那ですが、中央アルプスにはまだ雪が残っています。
今年は妄想で終わらせず行きましたよ、千畳敷!
一ヶ月程前ですが、誕生日に。
春の山はなかなかのエクストリーム、黄砂、無数の地形、このまま進むと脱線してしまうので本線へ。
今年は春の花の時期、りんごの花が咲いている丁度その時に霜を通り越し、凍る日が数日ありました。
県内のニュースでも話題に上がる程被害が多く、何十億もの被害が出ています。
下伊那も例外ではなく、被害がでました。
夜に火を焚いたり、大型の扇風機の様な物で対流を作り
霜を停滞させないようにしたりと予防はしますが、ダメな所はダメでした。
しかしよく観察してみると、一本の木の中でも日が当たらない下木だったり、風通しの悪い所だったり
と条件は色々ありました。
梨に関しては品種によって被害の大きさも違いました。
咲く時期に多少に違いはあれど、寒の強さも知ることが出来、
天候や植物をもう一度きちんと観察する機会となりました。
梅雨になり前半は全く雨も降らず。
後半になりようやく降るようになってきました。
ここの所は安定的に。
植物は本当に正直で、自家菜園の一年草の物はジョーロの水には反応せず
雨が降るたびに大きく成長して行きます。
ジェラシー。
りんごの実も次の日にはあっれと思う程大人の顔になって行きます。
降ることが当たり前と思う雨も、意識すればこれほどありがたい物はなく
面白いです。
今年の果物はよりエクストリームな気候に打ち勝ってきた強者揃い。
おいしく育ってくれることが何よりの楽しみです、
去年の食感を思い出しながら、日に日に育つ実を摘果の毎日。
あ〜早く食べたい!!